シニアスクール カリキュラム

シニアスクールのカリキュラムは、North London Collegiate Schoolの豊かな教育的伝統を受け継いでいます。授業は主に英語で行われる一方、日本語と日本文化を大切にする姿勢も一貫して重視しています。高度な学問的水準と知的探究心を融合させ、生徒一人ひとりが主体的に考え、自信を持って問いを立て、社会や世界と深く関わる力を育みます。

各教科では、知識を単独で学ぶのではなく、概念的な理解を軸とした学習を通して、教科横断的なつながりを見出し、未知の状況にも学びを応用できる力を養います。学年が進むにつれて、より複雑な課題にも自信を持って取り組めるよう、生徒一人ひとりが高い目標に挑戦し続けます。このような学びを通して、世界トップレベルの大学、そしてその先の未来で活躍できる力を育成します。

英語

カリキュラムの中心となるのが、高い水準を誇る英語教育です。生徒は、マイケル・モーパーゴ『ケンスケの王国』、ルイス・サッカー『穴(Holes)』、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』、ジョージ・オーウェル『動物農場』、J.R.R.トールキン『ホビットの冒険』など、多彩で質の高い文学作品に触れます。

こうした作品を通して、「アイデンティティ」「正義」「権力」「責任」といった普遍的なテーマについて深く考察します。さらに、詩やスピーチ、厳選されたノンフィクション作品にも触れることで、多様な価値観や文化、歴史的背景への理解を深めます。

精読、活発なディスカッション、論理的な文章作成を重ねることで、高度な読解力、分析力、そして豊かな表現力を身につけ、あらゆる学びの土台となる確かな言語能力を育みます。

数学・理科

数学・理科は、英国の高い教育基準に基づいた体系的なカリキュラムのもと、数学・生物・化学・物理を学びます。

生徒は論理的思考を養い、初めて出会う課題にも柔軟に取り組みながら、数学的証明の構築や科学的探究、実験結果の分析などを通して、正確に考え、根拠をもって判断する力を身につけます。

実践的な探究活動と概念理解を両立させることで、知的好奇心と粘り強さを育み、高い目標に挑戦する文化を形成しています。その成果として、英国数学協会が主催するJunior Mathematical Challengeでは、MYP生徒の半数以上が入賞を果たしています。

歴史・地理(Individuals and Societies)

Individuals and Societiesでは、英国と日本、それぞれの歴史・地理教育の長所を融合した学びを展開しています。

英国史・日本史を年代順に学ぶことで、社会がどのように変化してきたのか、歴史の解釈はどのように更新されるのか、そして史料や証拠が歴史理解に果たす役割について深く学びます。

地理では、グローバル化、プレートテクトニクス、河川、人口動態、移住、人間社会と自然環境との相互関係など、多様なテーマを扱い、現代社会を形づくる複雑なつながりについて探究します。

さまざまな資料を批判的に分析し、多角的な視点を尊重しながら論理的に考察する力を養うことで、現代のグローバルな課題に主体的に向き合うための知識と洞察力を育みます。

芸術・デザイン

音楽、演劇、美術、デザインなど、多彩な芸術分野を横断するArts and Designプログラムを通して、生徒の創造性を育みます。

単に技術を身につけるだけではなく、芸術表現が生まれた文化的・歴史的・社会的背景についても探究します。例えば、ブルース音楽の社会的・経済的な起源を学びながら、実際の演奏や作曲にも取り組みます。

アナログとデジタルの両方の表現方法を活用しながら、試行錯誤や協働、振り返りを重ねることで、創造性とは想像力だけでなく、好奇心や探究心、そして継続的な改善によって育まれるものであることを学びます。

体育

体育では、運動能力だけでなく、人として成長するためのさまざまな力を育みます。

バドミントンをはじめとする幅広い種目に取り組みながら、映像分析なども活用して自身のパフォーマンスを客観的に振り返り、改善につなげます。

高い目標を設定し、自らの成長を評価し、困難にも前向きに挑戦する経験を通して、レジリエンス(困難を乗り越える力)、自己理解、リーダーシップを育成します。また、メタ認知を重視した学習を通じて、計画的な練習や粘り強い努力、振り返りが継続的な成長につながることを実感します。

日本語・日本文化

日本語と言語文化の学びも、シニアスクールの重要な柱の一つです。

生徒は、日本語運用能力をさらに高めながら、日本の文化や伝統への理解を深め、豊かなアイデンティティを育みます。

英語と日本語の両方を日常的に用いる環境の中で、異なる文化や価値観を柔軟に理解し、多文化社会で求められる適応力と異文化理解力を身につけます。

未来へ向けて

すべての教科において、高い期待と専門性の高い指導、そして充実したパストラルケア(生徒支援)を両立しています。

生徒は挑戦することを楽しみ、自ら考え、主体的に学びながら、それぞれの可能性を最大限に伸ばしていきます。

シニアスクールを修了する頃には、確かな学力だけでなく、知的な自信、創造性、レジリエンスを備え、未知の課題に果敢に挑み、社会に貢献し、生涯にわたって学び続ける力を身につけています。

パストラルケアと個人成長

パストラルケアは NLCS 教育の中核を成し、きめ細やかなサポート体制のもと、生徒の健全な成長、自信、個人としての発展を育みます。担任教師、専門スタッフ、そして共感と尊重を促進する文化を通じて、生徒は学校生活とグローバルな舞台での人生の両方において成功するために必要な、感情的・社会的スキルを育み維持することが出来るようになります。

クラブ活動と課外活動

シニアスクールでは、音楽、演劇、スポーツ、ディベート、芸術、奉仕活動など幅広い機会を提供されます。クラブ活動、サークル活動、リーダーシップの機会を通じて、生徒は自らの情熱を発見し、新たな才能を開花させ、世界トップクラスの大学が重視するチームワークとリーダーシップスキルを育みます。これらの経験は生徒の人生を豊かにし、自信に満ちた思いやりのある世界市民となる手助けをします。

大学進学指導

シニアスクールの全生徒は、個別のキャリア・大学進学ガイダンスセミナーなどに参加します。NLCS ファミリー校のネットワークを通じ、世界トップ大学への傑出した支援とガイダンスを提供します。これは NLCS Kobe のご家族にとって、他に類稀で貴重な付加価値です。

NLCS (UK) のウェブサイトでは、NLCS 生徒が大学出願時に受ける支援の内容をご覧いただけます。