体験型盆栽ワークショップ “A Small Forest for the Future”

2025年5月25日(日)、著名な盆栽集団 TRADMAN’S BONSAI と協力し、大阪 ESC Garage & Club にて忘れられない文化イベントを開催しました。9月の開校に向け、このワークショップは NLCS Kobe が日本文化と世界水準の国際教育を融合する取り組みを示したものです。

午前と午後のセッションには、盆栽の魅力に触れてみたいと多くのご家族が参加しました。彼らにとって初めての体験でした。TRADMAN’S BONSAI の指導のもと、子どもたちと保護者は苗木の選び方から土の扱い方、剪定の仕方、そして自身のミニチュア盆栽を優しく剪定する方法を学びました。本物の道具を使い、生きている植物に直接触れ合う機会は、瞬く間に全員の心を捉えました。特に印象的だったのは、参加者たちが樹齢約300年という非常に立派な盆栽を鑑賞した瞬間です。この何百年にもわたる伝統の背景にある、継続的な手入れ、忍耐、そして芸術性を思い起こさせるものでした。

ワークショップ終了時には、子どもたち全員が唯一無二の「小さな木」の盆栽を完成させ、持ち帰ることができました。これから数か月かけて育て、成長を見守っていきます。

技術を超えて:自然・主体性・想像力の探求

ワークショップの合間には、NLCS スタッフが参加型ミニトークセッションを実施。学校が誇る探究型学習アプローチを家族に紹介しました。子どもたちは盆栽の意義や自然との関わりについて深く考えていきました。

以下のような問いかけが子どもたちに投げかけられました:

  • 「盆栽が育つには何が必要?」
  • 「盆栽の持ち主は誰?」
  • 「もし盆栽が話せたら、何と言うと思う?」

彼らからは、「水と土!」といった実用的な答えから、「みんなのもの!」といった哲学的な答えなど、いきいきとした想像力豊かな答えが次々と出てきました。

こうした対話を通じて、子どもたちは「思いやり」「創造性」「責任感」「人と自然のつながり」といったテーマを探求し始め、NLCS Kobe が生徒に育てたいと考える好奇心と柔軟な思考力を発揮しました。

本イベントについて、

TRADMAN’S BONSAI 盆栽プロデューサー、小島鉄平氏は次のように語っています:

「子どもたちから、私たち大人は普段考えないような純粋でユニークな質問が次々と飛び出し、非常に新鮮な体験でした。保護者の方々が子どもたちと共に積極的にプロセスを楽しんでいる姿も印象的でした。普段子ども向けワークショップを開催することが多い中、今回は家族全員が参加し体験を共有する様子が見られて素晴らしかったです」

NLCS Kobe 創設者・オーナー 兼 株式会社八光エルアール代表取締役社長・池田浩八氏は次のように振り返りました

「このイベントで伝えたかったのは、盆栽がシンプルに『かっこいい』ということ。何世紀もかけて培われた文化の宝であり、日本が誇りに思うべきものです。子どもたちが自らの感覚でそれを認識してくれたことが、何よりの喜びです」

「この企画の発端は、鉄平との会話からでした。日本が本当に素晴らしい国であること、そして子どもたちにその姿をぜひ見せてあげたいという思いが共有されたのです。NLCS Kobe の開校を控え、このイベントは私たちの共通ビジョンを具現化する機会となりました」

「インターナショナルスクールであっても、生徒が自身が暮らしている国の文化やアイデンティティに触れる機会を提供すべきです。そうすることで神戸は世界中の人々が訪れたい場所となります。また、私たちは日本の魅力を世界に発信できる場を創りたいです。」

NLCS Kobe 初代校長マシュー・ウィリアムズは、本イベントの教育的価値について次のように述べ、TRADSMAN’S BONSAI への感謝を表明しました。

「盆栽は教育的な観点からも非常に意義深いと思います。盆栽は『所有する物』ではなく『世話をして大切に育てる物』だ、という考え方は、子どもたちにとって極めて重要な教訓です。

「夏場は一日二回の水やりなど、日々の丁寧な世話が必要です。こうした努力こそが思いやりや責任感を育むと思います。また盆栽は数十年、時には数世紀も生き続ける一方で、非常に繊細な生き物です。『永続性』と『儚さ』を併せ持つという点が、子どもたちに深く考えさせるきっかけになったのではないでしょうか」

最後に、TRADMAN’S BONSAI の皆様に心より感謝申し上げます。お忙しい中、本校に盆栽とその伝統についてご指導いただき、誠にありがとうございました。子供たちがこれほど重要なことを学べる貴重な機会を設けてくださったことに、深く感謝しております」

NLCS Kobe のビジョン:日本に根ざした世界水準の教育

本イベントは、NLCS Kobe の教育理念——世界トップレベルの教育と、日本の伝統や自然環境に根ざした豊かな実践体験の融合——をご家族に体感いただく貴重な機会となりました。

このようなワークショップは、子どもたちが周囲の世界と日本文化への深い理解を育むきっかけとなり、それがまさに本校の教育理念 の核心です。盆栽体験は、NLCS Kobe での学びが教室を超え、日常の世界へと広がることを示しています。

イベントの詳細レポートとTRADMANS BONSAIとの質疑応答セッション を NLCS Kobe のNote アカウントでご覧いただけます。

日本語と日本文化を融合させた卓越した国際教育を提供するNLCS Kobeのアプローチについて、さらに詳しくお読みください。